月布施棚田

月布施棚田

7本の川と湧き水に恵まれた月布施。豊かな里海に昔ながらの小さな棚田が散在します。

月布施棚田の特徴

月布施の大きな特徴は集落の両端合わせて7本の川があり、その他にも湧水が湧き出し、水利に恵まれているということです。その為、区画整理しないで残った月布施の田んぼは昔から『隠し田』と呼ばれ、小さな田んぼが散在します。急峻な中を流れる水は、その散田一つ一つを潤します。散在している分、田んぼの管理は大変ではありますが、集落の方、そして島外のボランティアなどの応援もあって草刈りなどを行い、2町歩半もの耕作放棄地のビオトープを作り、生態系への取り組みにも尽くしています。

月布施のおすすめ

『安寿と厨子王丸』の安寿が上陸したと言われる安寿浜が佐渡には三か所あり、その一つが月布施にあります。また集落上にある地蔵権現様からは海が一望でき、集落の前の海を通る船を見守っていると古くから云われています。
集落の北を守っているのは毘沙門堂。このお堂で行われる行事『堂押し』は25と42歳の厄年の人を男衆が担ぎ上げ振り回すことで厄を祓う荒行事で毎年正月の3日に行われることから佐渡の新年の行事として多くの人に知られています。

月布施棚田のgoogle航空写真とストリートビュー

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