小倉・千枚田

小倉・千枚田

非常に勾配が急峻で一枚一枚が細長く、農機具の入らないような田んぼも残る棚田です。

小倉・千枚田の特徴

始まりは江戸時代の相川金山の食料不足の際に開墾されたといわれています。かつては、最大5町歩ほどあったそうですが、その後、管理条件や生産性がないなど様々な理由により休耕田や荒廃田となりかけていました。ですが平成20年頃から千枚田復活の声が聞かれるようになり、その後小倉千枚田管理組合が設立され棚田オーナー制度を取り入れながら管理・保全活動に取り組んでいます。

今では1.5haほどで生産されています。非常に勾配が急峻で一枚一枚が細長く、農機具の入らないような田んぼも残っています。山の清水を使い海抜350~400mそして日照時間も長く日夜の温度差がある、そんな環境で育てられています。

小倉のおすすめ

小倉地区はその昔、松ヶ崎港から国仲に通じる街道筋の宿場町だったそうです。日蓮や世阿弥もここを通って国仲に向かったといわれています。また万葉の歌人である穂積朝臣老の祠を建てたのが始まりという「物部神社」や日蓮聖人が杖代わりにしていた梅の枝が根付いたといわれている「お梅堂」があります。
また佐渡で最も大きなダムである小倉ダム(朱鷺湖)があります。春の例祭では赤と青の鬼が組みになり計4組が舞います。たくさんある佐渡の鬼太鼓でもここだけではないでしょうか。

小倉・千枚田のgoogle航空写真とストリートビュー

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