片野尾棚田

片野尾棚田

最後の野生トキが生息した自然環境を誇る片野尾。海を臨む山間に棚田が広がります。

片野尾棚田の特徴

全体で約20町歩ほどの大小の棚田が、山へ登ると広がっています。標高が高いことで生まれる昼と夜との寒暖差、山の清水、片野尾の人々の愛情がお米のおいしさにつながっています。また、日本で最後に残った野生のトキが、この片野尾にネグラをつくっていました。
片野尾では生活環境と自然との関わりを考えるようになり、『佐渡の空にトキを羽ばたかせよう』の運動にも呼応して、ビオトープづくり、無農薬、減農薬のお米づくりに今もなお継続して挑戦しています。

片野尾のおすすめ

四季折々表情を変える棚田、水平線いっぱいに広がる海の景色はどれも時間を止めて、佇んで見ていたい気持ちになります。
村の北端の海に突き出た岩山『風島弁天』は登ることもでき、片野尾集落と透き通った海を一望できる村のシンボルです。
村のはずれにある『鯨塚』は万延元年に漂着したナガスクジラを、人情に厚く思いやりのある片野尾の人々が弔い、鯨の顎骨を塚にしたものです。
郷土芸能では『片野尾歌舞伎』があり、島で唯一、歌舞伎を伝承している集落です。

片野尾棚田のgoogle航空写真とストリートビュー

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