里山の生き物図鑑

シオヤトンボ(塩屋蜻蛉)

シオヤトンボのオスの目は、深いブルーの色をしていてきれいです。

分類 トンボ目 トンボ亜目 トンボ科
分布 北海道・本州・四国・九州に分布しています。
形態 春から初夏にかけてよく見られるシオカラトンボの仲間です。大きさはアカトンボとほぼ同じになります。 シオカラトンボに似ていますが、やや小さく、太めです。 オスの未成熟はメスと同色でムギワラ色をしていますが、成熟すると青白い粉を全体的に吹きます。 メスは基本的にムギワラ色で成熟を迎えます。
生息地 平地から低山地にかけての水田、休耕田、池などで見られます。 幼虫は少し流れがある場所を好みます。
繁殖 シオヤトンボの産卵はメスが産卵をしているあいだ、オスは近くを飛びながら警護をします。メスは水面をたたいて水を飛ばすように産卵をします。この産卵の仕方を打水産卵といいます。 幼虫で冬を越し、翌年の春の終わりごろから羽化を始めます。
豆知識 シオヤトンボは、トンボの尾っぽが白い粉(塩粉)をまぶした様に見える事から名付けられたとか。
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