黒い翅に青いラインがはいっていて、とてもきれいですね。
分類 | アゲハチョウ科 アオスジアゲハ属 |
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分布 | 日本では本州以南に分布していますが、南方を起源とするチョウなので、本州中部以北ではそれほど多くなく、東北地方南部あたりが北限とされており、北海道にはいないです。 |
形態 | 成虫の前翅長は 30-45mm ほどになります。 翅は黒色で、前翅と後翅に青緑色の帯が貫いています。この帯には鱗粉がなく、鮮やかなパステルカラーに透き通っています。ごくまれに、青帯をまったく欠く変異個体が発見されることがあります。翅斑は雌雄ともによく似ているため、雌雄の同定は生殖器で判断する方がよいです。アゲハチョウ類には珍しく、静止時には通常、翅を閉じて止まりますが、翅を開いて止まることがないわけではありません。 |
生息地 | 都市周辺でもよく見られ、公園、街路樹、照葉樹林などに生息します。 成虫の出現期は5-10月です。年3-4回発生します。飛び方は敏捷で飛翔力が高く、樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回っていることが多くあります。雄は初夏から夏にかけて水辺に吸水集団を形成します。 |