佐渡の棚田紹介

岩首昇竜棚田

朝日が差す岩首の棚田は絶景です。

海沿いの集落から標高350Mを越える山間に棚田が広がっており、江戸時代頃に開田が進み、その形状を残しながら受け継がれた田圃は現在460枚ほどあります。
山からの清水や湧水にも恵まれ、海から昇る朝日の光と海から吹く風の中でゆっくり丁寧に育てられたお米です。
変形田が多く機械作業も難しく、また高い土手の草刈作業を何回も行いながら1人1人が棚田保全に努めています。

片野尾棚田

最後の野生トキが生息した自然環境を誇る片野尾。

全体で約20町歩ほどの大小の棚田が、山へ登ると広がっています。標高が高いことで生まれる昼と夜との寒暖差、山の清水、片野尾の人々の愛情がお米のおいしさにつながっています。また、日本で最後に残った野生のトキが、この片野尾にネグラをつくっていました。
片野尾では生活環境と自然との関わりを考えるようになり、『佐渡の空にトキを羽ばたかせよう』の運動にも呼応して、ビオトープづくり、無農薬、減農薬のお米づくりに今もなお継続して挑戦しています。

北片辺棚田

潮風を受ける海岸段丘の上に棚田が連なります。

佐渡島の北側、海岸段丘の上に広がる田んぼで育ったお米です。目の前の日本海からは、海のミネラル分を豊富に含んだ風を受け、背後の山々からは、ひんやりとした清水が流れ込みます。山あいの小さな田んぼは大規模な生産には不向きですが、村の人たちが毎日丁寧に世話をして、心をこめて作っています。

猿八棚田

佐渡の秘境と呼ばれる里山の風景に棚田が溶けこみます。

小佐渡の高峰「経塚山(標高636m)」からの澄んだ沢水を耕地(標高300m前後)に直接引き込んだ自然流水で栽培しており、その水は今も家庭で飲み水として使われています。春は新緑、夏は清涼、秋は紅葉を満喫できる山間地です。
夏場に山に登っていくと空気の違いを感じることが出来、空気のおいしさを感じることが出来るはずです。作業は大変ですが、合間に見入る眼下の風景が、大地と共に生きる自分の存在感を感じさせてくれます。
そんな環境で栽培し丹精に仕上げられたお米で香り・味ともにご満足していただけるものと思いますし、なにより安心・安全なところで作られたお米だということを知っていただきたいです。

月布施棚田

7本の川と湧き水に恵まれた月布施。

月布施の大きな特徴は集落の両端合わせて7本の川があり、その他にも湧水が湧き出し、水利に恵まれているということです。その為、区画整理しないで残った月布施の田んぼは昔から『隠し田』と呼ばれ、小さな田んぼが散在します。急峻な中を流れる水は、その散田一つ一つを潤します。散在している分、田んぼの管理は大変ではありますが、集落の方、そして島外のボランティアなどの応援もあって草刈りなどを行い、2町歩半もの耕作放棄地のビオトープを作り、生態系への取り組みにも尽くしています。

小倉・千枚田

清らかな里山の自然が小倉千枚田を育みます。

始まりは江戸時代の相川金山の食料不足の際に開墾されたといわれています。かつては、最大5町歩ほどあったそうですが、その後、管理条件や生産性がないなど様々な理由により休耕田や荒廃田となりかけていました。ですが平成20年頃から千枚田復活の声が聞かれるようになり、その後小倉千枚田管理組合が設立され棚田オーナー制度を取り入れながら管理・保全活動に取り組んでいます。
今では1.5haほどで生産されています。非常に勾配が急峻で一枚一枚が細長く、農機具の入らないような田んぼも残っています。山の清水を使い海抜350~400mそして日照時間も長く日夜の温度差がある、そんな環境で育てられています。

小倉・千枚田

海岸段丘上に広がる達者の棚田は、佐渡屈指の海岸美を誇る尖閣湾を一望できます。

達者集落は佐渡屈指の海岸美を誇る尖閣湾が始まる位置にあり、海岸段丘上の棚田からは海を一望できます。また、森鴎外著「山椒太夫」でおなじみの「安寿と厨子王」ゆかりの里であり、母親と厨子王が「達者で逢えて良かった」と喜び合ったことからこの地名がついたともいわれています。
山の清流と海からの汐風で育ったお達者米は香り豊かで冷めてもおいしく、「お互い達者でいましょう」というゲン担ぎの意味も込められています。刈り取った稲の一部は浜や川沿いのハゼに掛けて天日干しをする昔ながらの方法を採用し、手間をかけて米作りに励んでいます。

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