ジアス(GIAHS:世界農業遺産)に認定

ジアス(GIAHS:世界農業遺産)とは

世界農業遺産(Globally Important Agricultural Heritage Systems)とは、社会や環境に適応しながら何世代にもわたり継承されてきた独自性のある伝統的な農林水産業と、それに密接に関わって育まれた文化、ランドスケープ及びシースケープ、農業生物多様性などが相互に関連して一体となった、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域(農林水産業システム)を、国際連合食糧農業機関(FAO)が認定する制度です。

「トキ」の野生復帰が実現
生きものとの共生を目指す「ビオトープ整備」

2020(令和2)年6月現在、22カ国62地域(日本では11地域)が認定されています。
認定基準や世界農業遺産の認定地域の詳細はこちらでご確認ください。

新潟県にある佐渡島は、日本の縮図といわれるほど多様性に富んだ島です。 トキとの共生を目指し、田んぼの生態系に配慮した「生きものを育む農法」の取組みや棚田などの美しい景観、昔から受け継がれている伝統的な農文化が評価され、佐渡島全体が「トキと共生する佐渡の里山」として2011(平成23)年に日本で初めて認定されました。

「トキと共生する佐渡の里山」ブランドマーク

GIAHS世界重要農業資産システム

人々とトキとが未来へ繋がっていく命のたまごを温かく包み、共に育みながら生きている様子を表しています。左側の棚田と海は里山の人々の暮らしを、右側のトキは自然や生き物を象徴しています。

認定申請の背景や経過などはこちらでご確認ください。

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